赤ちゃんの育ち方

0歳10ヶ月

言葉を話し始めるようになります。

言葉を話すといっても、大人のように話すことはできません。

「アーアー」、「ウー」、「マーマー」のように、声を出しているだけのような状態ですが、ことばの発達の基礎を作っている大切な時期です。

模倣（もほう）といって、赤ちゃんは大人の真似をすることによって、言葉や行動などを学び、だんだんと成長していきます。

はじめは、大人の話していることややっていることとかけ離れていますが、月日を重ねる程、少しずつ大人のような話し方、行動の仕方に変わってきます。

この時期の赤ちゃんは、言葉の意味を理解して話しているわけではなく、ただママやパパなど大人の話していることをマネしようとしているだけです。

ですが、この真似を続けることによって、赤ちゃんはちょっとずつ言葉の意味を理解するようになってきます。

ですので、一緒に遊ぶときや、食事をするとき、出かけるとき、寝かしつけるときなど、赤ちゃんと一緒のときは、できるだけ話しかけるようにしましょう。

話しかけることで、赤ちゃんのことばの発達を促すことができます。

ことばの発達だけでなく、運動の発達も目立つような変化があります。

例えば、何かにつかまりながら歩けるようになる子がでてきます。もっと成長の早い子は一人でしばらくの間立つことができるようなります。

ただし、全員がつかまり立ちや一人立ちできるわけではありません。

個人差がありますので、ハイハイだけの子もいます。

運動機能の発達も赤ちゃんによって様々ですので、あまり気にせず、日々の成長を楽しみましょう。