赤ちゃんの育ち方

2歳9〜11ヶ月

自分の様々な感情を表現できるようになります。

泣いたり笑ったりなど、いくもの感情を表現することで社会性、コミュニケーション能力が発達していきます。

この頃は感情の波が大きく、短い時間に気持ちがコロコロ変わります。しかしこれは年齢が上がるに従って徐々に落ち着いてきます。

一人でトイレに行ける子がでてきます。

多くの子が夜におねしょをしたり、一緒にトイレに行く段階ですが、早い子は自分でトイレに行って排泄をすることができます。

おねしょをすると怒りたくなる気持ちはわかりますが、怒ってもおねしょをしなくなるわけではありません。子どもは自分で排泄をコントロールできないから、おねしょをしてしまうのです。おねしょをしたくてしているのではありません。

気付いたらおしっこが出ていた、というのが現状です。


おねしょをしてしまったときは、きつく叱らずに、優しく接してあげましょう。

子どもからの質問がひっきりなしに出てきます。

「これなに?」、「なんで?」などあらゆることに興味を持って質問します。

この「なになぜ期」を通して、子どもは言葉、コミュニケーション、社会性を発達させていきます。

質問に応えれば応えるほど、子どもは成長すると思って、質問にはどんどん返事をしましょう。

わからないことや質問の応えに困ることがあっても大丈夫です。子どもはいつも正しい答えを求めているわけではありません。

わからないことがあっても「これは何だろうね〜?〇〇かな〜?」と一緒に考えてあげましょう。正しい答えを伝えるよりも、質問に対して反応してあげることの方が大切です。