赤ちゃんの育ち方

1歳11ヶ月

歯がほとんど生え揃う子が多くなってきます。

左右の奥歯4本以外は生えている状態になりますので、歯磨きをしっかりするなど、歯のケアが重要になってきます。

歯磨きは、食事やおやつを食べた後、朝起きた時と寝る前に毎日行うようにしましょう。

子どもの歯を丈夫で健康なまま維持するためには、歯磨きだけでなく、食事やおやつの時にどのような物を食べるかも非常に大切です。

お菓子やジュースなど、砂糖の入った食べ物や飲み物の取りすぎは、歯の成分であるエナメル質を少しずつでも溶かしてしまう可能性がありますし、子どもの肥満や高血圧、精神状態の不安定を引き起こしやすくなるなど、こころの発達にも身体の発達にも悪影響を与える可能性があります。

また、一般的なスーパーやコンビニなどで売られている殆ど全てのお菓子やジュース、冷凍食品などの食べ物、飲み物には様々な食品添加物が多く含まれていることは多いです。

食品添加物の中には発がん性の高い物質や発がん性がよくわかっていない物質が含まれていたり、アトピーなどのアレルギーを引き起こす要因となることもあります。


ですので、歯のことだけではなく、子どもの心身が総合的に健全な状態で育つように、普段の食べ物、飲み物はできるだけ、砂糖や食品添加物の入っていない、無添加やオーガニックのものを選ぶようにしましょう。

一人で走ることができるようになります。

脚の筋肉や運動機能が発達し、一人で走ったり駆け出すことができるようになります。

そのため、今までに比べて勢いよく動いたり遊んだりするようになってきます。

また、数十センチぐらいの段差だと、ジャンプして飛び降りて遊ぶ子も出てきます。

元気いっぱい活動しているのが目に見えてわかるので、子どもの成長を喜べることが多いでしょう。

ただ、思いっきり動き回れるようになった分、つまずいた時や足元を滑らせた時に転んだり、周りにあるものにぶつかってケガをすることも多くなります。特に道路やその近くにいるときは、車やバイク、自転車、走っている人に気づかず衝突してしまわないか周りの状況を充分確認しましょう。

子どもは遊びやその時興味を持っているものに夢中になっています。

転んですり傷になる程度でしたら数日で治りますが、車やバイクに轢かれてしまうような大きな事故になると取り返しがつかなくなる危険性も高いです。

神経質になり過ぎるのも良くありませんが、一瞬の隙や油断で事故や大ケガが起こりますので、常に周りの様子に気を付けましょう。