赤ちゃんの育ち方

1歳9ヶ月

質問をよくするようになります。

「これなに？」、「だれ？」など、見たものや聞こえるものなど身の周りにあるものや感じるものに対してたくさん質問してきます。

質問するようになったということは子どもの知能が発達してきている証拠です。

子どもが物や人の名前を聞いてきたときは、「○○だよ」と優しく教えてあげましょう。

同じものの名前を何度も聞いてくる時もありますが、うっとうしがらずに何度でも答えてあげましょう。何度も教えていれば、いずれは名前を覚えられるようになります。

また、質問をして答えてもらうというやりとり自体が面白いと感じていたり、自分の聞いたことを答えてくれたことが嬉しくて何度も質問をしているという場合もあります。

どちらにしても子どもからの質問に答えるということは、子どもが言葉を覚えて学習するのに有効ですし、親子をはじめ人とのコミュニケーションをとる力の基礎になりますから、子どもの興味関心と聞きたいことについてじっくり付き合いましょう。

この時期の子どもが話せる言葉はまだまだ少ないので、自分の伝えたいことを言葉で上手に表現することができません。

しかし、自分の感じていることやしたいことは段々とはっきりしてきますので、これをやりたいんだけれどうまく言えないという状況になることが多くなります。

すると上手く言葉にできない気持ちをどなったり、暴れたり、泣いたりして表現することがあります。

これは言葉の学習が進むと自然と元に戻っていきますので、あまり気にしすぎないようにしましょう。